たくさんの笑顔を紡ぐ
香川県東かがわ市の手袋メーカー

株式会社フクシンさん

地域の発展とブランド化に取り組む

1977年に問屋業として創業を開始した株式会社フクシン。手袋やソックスなどファッション小物の企画・製造・販売を行っています。
香川県東かがわ市は、国内生産手袋の約90％を生産している地域であり、フクシンはそのうちの１つです。地場産業を維持・発展させていくため、公益法人かがわ産業支援財団、日本手袋工業組合とパートナーシップを組んで展示会やイベントへ積極的に参加し、手袋産地として地域のブランディング化と産品販促に取り組んでいます。

笑顔循環企業を目指して

スタッフ全員が笑顔で仕事をし、そこから生まれるサービスを受け取るお客様も笑顔になり、その笑顔が返ってくる笑顔循環企業を目指しています。
「フクシンで長く働きたい」と思ってもらえるよう、それぞれのライフスタイルに合わせて雇用体系を柔軟に変化させ、⻑期的に働くことのできる環境づくりに取り組んでいます。
さらに、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けて注力しています。地球環境に負荷の少ない行動を私たちが主体的に行い、持続可能な事業をすることで、地球環境や社会にやさしい会社を目指します。

地球環境から使っていただける方まで
すべてにやさしいブランドを

会社は瀬戸内海の近く、緑豊かな山々に囲まれた立地にあります。そんな自然豊かな環境だからこそ、地球温暖化や環境の変化を感じることができます。未来も四季折々の風景が楽しめる日本であってほしい。地球環境から使っていただける方まですべてにやさしいブランドを目指して、サステナブルにこだわったブランド『ecuvo,（エクボ）』はスタートしました。

ブランドを立ち上げるにあたって、商品の作り方、使い方について根本的に見直しを行いました。
まず商品の素材について。『ecuvo,』の商品は再生ウールや再生ポリエステルなどの再生素材、オーガニックコットン、シルク、カシミヤなどの天然素材を極力使用することで、無駄な素材の使用や自然環境への影響の軽減に取り組んでいます。また、「商品を長く大切に使用することが最も環境に優しいこと」を消費者に訴求するため、「永久修理保証」として品質保証とメンテナンスを行っています。さらに、「片手片足販売」を採用しました。片方だけ紛失したり使用出来なくなってしまった時に、古いものを廃棄して新しいものを買うのではなく、片方だけをお買い上げいただくことで、より１つの商品を長く使っていただけるよう促しています。
染料についても、廃棄予定の野菜から抽出した染料を使用する「FOOD TEXITILE（フードテキスタイル）」を導入することで、サステナブルな企業とのパートナーシップを組み、フードロスの軽減に取り組んでいます。