美緑園
美緑園

静岡・牧之原台地

株式会社 美緑園さん

お茶の良産地として知られる牧之原から

江戸時代が終わり、徳川15代将軍慶喜に仕えていた武士達や川越忍足が職を失ったことにより、幕府の領地であった牧之原の開拓を開始し、その後、地元農民が中心となり開墾を続け、牧之原は茶の一大生産地となりました。
昭和5年、創業者の初代土井幸平が昭牧之原台地に入植し、お茶の栽培と家業であった酒の販売を始めたことが美緑園の始まりです。

自然と共生することで、育まれる味

美緑園のお茶づくりは、土づくりからスタートします。
茶の生育には粘土と砂質土に土壌有機物が混じりあった土壌が適しています。深く耕せる厚い土の層を持ち、養分に富み、通気性が良く、しかも適度な保水性のあるものが良い土壌です。
また、牧之原台地は基盤が大井川礫層で透水性に優れていることと、標高約170メートルで適度な霧が発生し茶の生育には最適な条件を揃えています。さらに美緑園では土壌に天然酵素を加え、微生物環境を整えることに重点を置いています。

どんなに栄養価の高い肥料を与えても、きちんと根に供給される土壌環境を作らなければ、しっかりとした茶樹が育たないからです。
自然が持つ本来の力を活かすことで、病気に強い健康な茶が育つのです。

美味しいお茶を、直接お客様へ

日本人に広く愛される日本茶の業界も、茶価の低迷や原材料費の高騰による利益率の圧迫に加え、難しい世代交代の問題を抱えています。今までは生産するだけのお茶農家でしたが、これからは直接お客様へお茶を届けることを目指しています。

美緑園では、次世代育成のため技術の継承を大切にしながら、お茶の未来に向けて日々正直なお茶作りを続けています。

これからのお茶産業を見つめて

今、静岡のお茶産業は、後継者不足や経営環境の悪化などで、担い手が減少しています。このままではさらに耕作放棄が広がり、産業自体の衰退を招きかねません。そこで私たちは維持が難しくなった畑を引き受け、お茶畑として再生したり、荒れてしまった畑からはお茶の実を採集し、その実を利用して石鹸やオイル、ろうそくなどの製品化を進めています。
また、お茶の畑から野菜の畑へと転換したり、地元のフルーツを使ったドライフルーツの製品化も始めようとしています。

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shirotamaは、株式会社ロングスとコイズミデザインファクトリーが協同して行っているプロジェクトです。

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