京都・西京極

Key Stoneさん

料理の名脇役、醤油をスイーツ・お菓子にも

伝統的な醤油と現代のスイーツの感覚を融合させた独自の商品を提供し続けています。 私ども醤油屋が、最近感じているのは『醤油離れ』です。

日本人が『うまみ』を感じるのは、古くからの発酵文化のおかげです。醤油はその発酵文化に欠かせないもので、その大切さを今一度皆さまに感じていただければと思っています。
そこで醤油スイーツを通じ、醤油の幅広い可能性をもっとたくさんの方に知っていただきたいという思いで「Key Stone」というお店を作りました。

醤油には、甘みを引き立てる・食欲をそそる色と香り・深いうま味などの特徴があります。 うまくスイーツに使えばきっと受け入れられると考え、澤井醤油本店の二度熟成醤油という旨味・香りの深い人気商品を使い商品開発を始め、冷やしみたらしの他、クロワッサンパイ・焼きおこげ・羊羹などの商品を販売しております。

醤油の旨味を充分に引き出した
香ばしい食感の「老舗醤油の焼きおこげ」

サクッとした歯ごたえに、広がる香ばしい醤油の香り・最後の味の余韻、醤油感にこだわっ た、おこげせんべい。Key Stoneの人気商品です。

塩分濃度の低い醤油を使っているので、醤油風味はしっかりしますが後味はやさしい甘みを 感じます。
醤油の香り・うるち米の食感、醤油が全面に出ているどこか懐かしいお菓子です。
最後に、ホッとする優しい味に仕上がっています。
澤井醤油の二度熟成醤油の味を存分に味わって頂けるお菓子です。

京菓匠 七條甘春堂とコラボレーションした羊羹「かなめ」

京都・三十三間堂すぐそばで150年以上和菓子作りの暖簾を守っている京菓匠・七條甘春 堂さんとコラボレーションした羊羹です。

澤井醤油本店の醤油を活かしながらの味付けと、Key Stone らしさを残しながら、醤油を 連想させるようなデザインにこだわりました。
一層ごとの味も楽しめますし、四層の異なる味が一体となった絶妙なハーモニーも楽しめる 羊羹となっております。

一番下の層の「しょうゆ羊羹」は澤井醤油本店の醤油を使用し、あんの甘さの中に適度な塩 味がおいしい「みたらしたれ」のような味となっています。コクのあるみたらし味と上のき なこ羊羹や練り羊羹の甘さとのバランス、味の調和が絶妙です。
上層の錦玉羹にはお花が咲いていて見た目も可愛らしく贈り物にもおすすめです。

澤井醤油本店について

創業は明治12年、京都の御所から徒歩5分程度に位置する「澤井醤油本店」。
建物は、京都市と国から景観重要建造物に指定されています。
醤油造りは国産の原料と木の桶・大きな釜をはじめ昔ながらの道具を使い、頑固に守りつづけた味を口伝で伝えています。

現在も希少な木桶による醸造を続けています。現在の醤油造りのほとんどは、金属製のタンクが主流となっており、木桶仕込みの醤油は全体の1％ほどとなっているため、希少である木桶による醸造が今とても注目されています。